論ずろんず

21世紀思想界の刺客

苦しみにも楽しみにも意味がない

人の人生は、それのもつ意味によって3段階に分類できる。

1.苦しみを超え神に近づこうとする段階
2.苦しいだけの意味が無い段階
3.楽しいだけの意味がない段階

全ての人間は3→2→1の順で変化していく。



楽しいだけの意味がない段階

人が感情を持つ年齢からスタート。(5歳くらい?)基本的に両親は子供の幸せを願っているので、(本心で子供の幸せを願ってるのか自分の幸せのために子供を幸せにするのかは探索中)、5歳くらいの子供は大体幸せ。(一部例外あり、親の”悪”の数値が高いと、虐待、育児放棄等によって、平均より5年以上早く、次の苦しいだけの意味が無い状態に移行する)

話を戻して、5歳くらいの子供はだいたい幸せ。しかしだんだん年齢が上がっていくと辛いことが増える。そしてある日、大きな苦痛を受けると次の苦しいだけの意味が無い段階に移行する。(大きな苦痛がキーワード。小さな苦痛ぐらいだと寝れば治るので、次の段階に移らない)。

苦しいだけの意味が無い状態

ある日大きな苦痛を負った人間は、悩みに入る。なんなんだこの世界は、と。こんな世界に意味があるのか、ただ苦しいだけじゃないか、今まで自分は何のために生きてきたんだ・・・。ここで人は気づく。この世界に意味はないんだ、と。いや、まてよ。自分は幸せを感じていないから、この世界には意味が無いと思ってしまうだけなのではないか。再び幸せを手にすることができれば、またこの世界に意味が戻ってくるに違いない・・・



いや、違う

勝者にも敗者にも、この世界は平等に無意味なのだ





苦しみを超え神に近づこうとする段階

残念ながらこの世界に意味は無かった。何故ならば人は死んでしまうからだ。人類は文明を進めることによって死を紛らわすことに成功した。しかし、”死そのもの”との関係は何一つ変わっていない。事実、現存する全ての人間は死によって殺されてしまうのだから。



永遠の命を求める有意義な話し合いをしようか。